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ウニの受精を観察しました

2022年2月15日 15時47分

理科部の活動で、ウニの受精を観察しました。

実験材料はバフンウニ。

3~4㎝程度の小さなウニです。

慎重に口器をピンセットで取り除きます。

取り除いた口器から塩化カリウム溶液を流し込むと

卵と精子を採取できました。

受精前の卵細胞、このあと受精の瞬間を顕微鏡で観察します。

受精膜の完成。命のはじまりです。

約1時間後には卵割がおこり、2細胞期、4細胞期と発生が進行していきます。

約1週間で、プルテウス幼生まで成長しました。

 受精後、顕微鏡観察を続け、ウニの初期発生を見守りました。

日々、少しずつ形を変えていく様子は、命の尊さを教えてくれる気がします。

 

理科部では、生物実験室の水槽の生き物の管理も行っています。

地味な作業ですが、毎日、丁寧に手を抜かず世話をすることで、生物がとても健やかに育っています。

やるべきことを、日々、丁寧にこなすことは勉強や部活動でも同じことかもしれないですね。

大切に毎日を積み重ねて、花咲く春を迎えましょう。